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COLUMN

ラミネートベニアで出っ歯は治せる?ラミネートベニアが有効なケースについて解説

ラミネートベニアは、薄いセラミック製のベニアを歯の表面に貼り付け、歯の色や形を整える治療法です。

歯の見た目を改善するための選択肢として知られていますが、出っ歯の改善も可能か気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ラミネートベニアで出っ歯が改善できるかどうかについて詳しく説明します。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を一切削らない新しいラミネートベニアを導入しており、患者様の理想の口元を実現しています。

出っ歯の改善をお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。

ラミネートベニアで出っ歯は治せる?

ラミネートベニアは、審美歯科で使用される極薄のセラミック製のベニアを歯の表面に貼り付ける治療法で、主に歯の色や形を改善するために用いられます。

ラミネートベニアで出っ歯が改善できるケースもありますが、全てのケースでラミネートベニアが適用できるわけではありません

出っ歯は歯科用語で「上顎前突」と呼ばれ、上顎の前歯が前方に突出している状態を指します。

上顎前突の原因は主に「骨格性」と「歯性」の2つに分類され、それぞれ治療法が異なります。

骨格が原因の出っ歯

骨格性の出っ歯は、上顎の骨が過剰に成長しているか、あるいは下顎の骨の成長が不十分であることが原因で生じる状態です。

このようなケースでは、上下の顎のバランスの不均衡によって前歯が前方に突き出して見えることがあります。

骨格性の出っ歯では、見た目においては前歯が前に突出しているように見えますが、歯並び自体は問題ない場合があります。

そのため、ラミネートベニアなどで歯を修正するだけでは根本的な原因である骨格の問題が解決されないため、見た目の改善には限界があります。

比較的重度の骨格性の出っ歯を根本から改善するためには、外科手術が必要になることがあります。

この手術では、上顎や下顎の骨を調整してバランスを整え、正しい位置に修正します。

これにより、顔貌のバランスを改善する効果があります。

歯が原因の出っ歯

歯性(歯が原因)の出っ歯は、前歯が外側に傾いている、あるいは歯が捻転して(ねじれて)生えていることが原因で生じる状態です。

このタイプの出っ歯は骨格の問題がなく、歯の位置や角度に起因するため、歯そのものの修正で改善できる場合があります。

歯性の出っ歯では、軽度の症状であればラミネートベニアによって見た目を整えることが可能です。

しかし、出っ歯に加えて歯が重なり合って不規則に生えている状態、いわゆる「叢生」が見られる場合、ラミネートベニアだけでは十分な改善が難しいことがあります。

叢生が見られる場合、歯の位置全体を調整する必要があるため、ラミネートベニアでは根本的な解決にならないことが多いです。

叢生を伴う出っ歯には、ワイヤーやマウスピース、セラミッククラウンによる歯列矯正が必要となります。

ラミネートベニアのメリット

出っ歯の改善には様々な方法がありますが、その中でもラミネートベニアは効果的な治療法の一つです。

他の治療法と比較して、ラミネートベニアには多くのメリットがあります。

歯の削る量が少ない

ラミネートベニアには、セラミッククラウンなどの治療法と比較して、歯を削る量が少ないという大きなメリットがあります。

通常、歯を削る量が少ないほど、歯の健康に与える影響が少なくなり、長期的な口腔の健康を維持することが可能です。

従来のラミネートベニアでは、歯の表面のエナメル質を薄く削ってからベニアを貼り付ける必要がありました。

しかし、近年では、歯を一切削らないラミネートベニアが登場しています。

この治療法では、歯のエナメル質を削ることなく、薄いセラミックシェルをそのまま歯の表面に接着するため、健康な歯を傷つけることなく審美的な改善が可能です。

短期間で治療が完了する

ラミネートベニアは、短期間で治療が完了する点が大きなメリットです。

特に「削らないラミネートベニア」では歯を削る工程がないため、治療が迅速に進みます。

削らないラミネートベニアの場合、通常3〜5回の通院で治療が完了します。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正は、歯を少しずつ動かして位置を整えるため、数か月から数年かかることがあります。

そのため、治療の効果を実感するまでに時間がかかり、定期的な通院も必要です。

しかし、ラミネートベニアでは見た目の改善を早く実現できるため、すぐに結果を求める方にとって非常に魅力的な治療法です。

歯の色や形も改善できる

ラミネートベニアは、出っ歯の改善に加え、歯の色や形も美しく改善できる治療法です。

ラミネートベニアは、歯に極薄のセラミック製のベニアを貼り付けることで、歯の色を自然な白さに改善できます。

また、セラミックは変色しにくく、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。

さらに、不揃いな歯や小さな歯の形状を整え、均一で美しい歯並びを実現できる点もラミネートベニアの大きな利点です。

特に前歯の形状を揃えることで、見た目が大幅に改善され、整った印象の口元が得られます。

出っ歯にお悩みの方は丸の内帝劇デンタルクリニックへ

出っ歯(上顎前突)には主に2つの原因があり、そのうち歯が原因の場合はラミネートベニアで改善できることがあります。

通常、出っ歯の治療には矯正治療が選ばれることが多いですが、ラミネートベニアは短期間で健康的に改善できる点が特徴です。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を削らずに治療ができる新しいラミネートベニアを提供しており、歯の健康を保ちながら短期間で治療を完了させることが可能です。

また、歯肉整形やホワイトニングなどの審美治療と組み合わせることで、より美しい口元を作り上げることができます。

出っ歯にお悩みの方は、ぜひ一度丸の内帝劇デンタルクリニックにご相談ください。

詳しい診察を行い、最適な治療プランをご提案いたします。

医師プロフィール

阿部 洋太郎

日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)

審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している

詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。