従来のラミネートベニアは歯を削ることで薄い板を歯の表面につけていましたが、最近では、歯を削らないラミネートベニアが人気です。

しかし、削らないラミネートベニアは自分に最適な治療なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、削らないラミネートベニアのデメリットや注意点、また、おすすめする人について解説します。

丸の内帝劇デンタルクリニックは、削らないラミネートベニアに特化した治療を提供しています。

健康的な方法で、理想の歯を手に入れたい方は、お気軽にご相談ください。

削らないラミネートベニアとは短期間で完了する天然歯を残した治療法

削らないラミネートベニアとは、天然歯を削らないで、歯の表面にセラミック製の極薄の板を取り付ける治療法です。

従来のラミネートベニアでは、健康な歯を削る必要がありました。

しかし、削らないラミネートベニアでは、痛みや不快感を感じることなく、美しい歯を実現できます。

短期間で歯へのダメージを最小限に抑えられる、革新的な治療法です。

削らないラミネートベニアのデメリットや注意点

短期間で完了する削らないラミネートベニアは、歯への負担が少ない治療として注目されています。

しかし、デメリットや注意点もあるため、以下で解説していきます。

上の前歯以外は基本的には適応外

削らないラミネートベニアは、咬合力が比較的少ない「上の前歯」に最適な治療法です。

下の前歯は脱離と破折の可能性があるため、推奨していません（天然歯を切削すれば治療可能になる場合があります）。

また、ラミネートベニアは歯の色の調整が難しいため、歯1本だけの治療には不向きです。

6本や8本を左右対称に治療し、周りの歯と調和させることで、より自然な見た目を手に入れられます。

歯ぎしりや硬い食べ物に注意！割れたり外れたりすることもある

削らないラミネートベニアは、歯ぎしりや食いしばり、また硬い食べ物を噛んだ際に、割れたり外れたりする可能性があります。

ラミネートベニアは、天然歯との接着強度が向上し、品質自体も改善してきています。

しかし、歯への負担が大きい行為は、ラミネートベニアの破損や脱離につながるため、注意が必要です。

歯ぎしりや食いしばりが心配な場合は、マウスピースを活用したり、硬い食べ物を食べる際は、食べ物を小さくしたりするなどの工夫をしましょう。

削らないラミネートベニア対応の歯科クリニックが少ない

削らないラミネートベニアは、難易度が高い治療のため、全国でも取り扱いのある歯科クリニックは限られています。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、質の高い削らないラミネートベニア治療を、多くの患者様に提供してきました。当院には東京の方だけでなく、全国や海外からも来院していただいています。

患者様の個々のニーズに合わせた丁寧なカウンセリングと治療を通じて、最良の審美歯科治療を追求していますので、お気軽にご相談ください。

削らないラミネートベニアをおすすめする人

削らないラミネートベニアのデメリットについて上記で解説しましたが、利点も大きく、多くの方におすすめできる治療法です。

具体的に、どういった方におすすめできるのかを以下で解説します。

歯を削ることに抵抗がある人

削らないラミネートベニアは、以下のような歯を削ることに抵抗がある方におすすめです。

• エナメル質を温存したい
• 元の歯に戻せるようにしたい
• ダメージの少ない治療をしたい

削らないラミネートベニアは、非侵襲的な治療法であり、歯の自然な構造を保ちながら美しい笑顔を実現できます。

歯を削ることに不安や恐怖を感じる方にとって、心理的な負担を軽減する治療法です。

ホワイトニングだけでは理想の歯の白さにならない人

削らないラミネートベニアは、ホワイトニングだけでは改善できない、歯の不均一な色合いや、着色歯・神経のない失活歯・テトラサイクリン歯などに効果的です。

一部の方は、ホワイトニングだけでは歯の理想的な白さを得ることが難しい場合があります。

なぜなら、ホワイトニングは、歯の表面の色素や着色を除去する効果がありますが、歯の色が深く、内部の変色や色素沈着が強い場合には限界があるためです。

その点、削らないラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックの板を取り付ける治療法なので、ホワイトニングだけでは理想の歯の白さにならないと悩んでいる人におすすめです。

軽度の歯列不正を改善したい人

削らないラミネートベニアは、軽度の歯列不正や形態不良などを改善したい方に適しています。具体的には、以下のような人におすすめです。

• すきっ歯
• 矮小歯（極端に小さい歯）
• 形態不良の歯（欠けている歯、すり減って薄く透けている歯、酸食歯など）

逆に、削らないラミネートベニアは、歯の噛み合わせの悪さや重度の不正咬合の治療には向いていません。これらの方は、歯列矯正からはじめることをおすすめします。

削らないラミネートベニアは安い？平均相場を解説

削らないラミネートベニアは、審美歯科のため保険適用ができません。自費診療になるため、歯科クリニックごとで料金が異なります。

平均相場は、前歯1本あたり10万〜18万円で、使用しているラミネートベニアの種類（材料）によっても料金が変わってきます。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、高品質な治療をリーズナブルな価格で提供しています。

削らないラミネートベニアの種類も多く、ノーマルのHybridベニアは1本あたり44,000円（税込）、高品質なプレミアムベニアe.maxは1本あたり99,000円（税込）です。他にも、ジルコニアベニアなども取り扱っていますので、気になる方はご相談ください。

削らないラミネートベニアについて丸の内帝劇デンタルクリニックの症例

ここでは、丸の内帝劇デンタルクリニックの削らないラミネートベニアの症例をひとつ紹介します。

こちらは、もともと歯の数が左右で違うケースです。Beforeの写真を見てわかるように、右上側切歯（2番）が矮小歯で、左上側切歯は1本欠損しています。

左右の歯の数と形が非対称なので、削らないラミネートベニアで左右対称に整えました。

After写真では、右上側切歯の矮小歯は、歯肉整形をしてからラミネートベニアで大きく膨らまし、左上側切歯は形を整えました。

歯の色も白くなり、患者様に満足いただいた症例です。

東京で削らないラミネートベニアをするなら丸の内帝劇デンタルクリニックがおすすめ

削らないラミネートベニアは、天然歯を削らずに、セラミック製の薄い板を取り付ける治療法で、短期間で美しい歯を実現できます。

従来の方法と比べて歯への負担が少なく治療期間も短くて済むため、人気の審美歯科治療です。

東京で削らないラミネートベニアを検討しているなら丸の内帝劇デンタルクリニックがおすすめです。

当院では、高品質な材料を使用し、経験豊富な専門医による丁寧な治療を提供しています。料金もリーズナブルなので、気になる方は一度ご相談ください。

医師プロフィール