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COLUMN

歯肉切除は痛い?メリット・デメリットについて徹底解説

歯肉切除は、歯周病や審美的な問題など、さまざまな症例に適応される施術のひとつです。

近年、審美歯科への関心の高まりから、歯肉切除を選択する患者様も増えています。

この記事では、歯肉切除の特徴や流れ、また、メリット・デメリットについて解説します。

歯肉切除とラミネートベニアを併用した症例も紹介するので、ご検討中の方は参考にしてください。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯の機能性だけでなく、見た目の美しさに重点を置いた治療を数多く提供してきました。

納得いただける治療を誠意を持って行っていますので、口元にお悩みのある方は一度ご相談ください。

歯肉切除とは歯肉の不揃いやガミースマイルの改善に有効な治療法

歯肉切除とは、メスやレーザーを使って、余分な歯肉を切除する処置を言います。大きな処置ではないため、手軽に歯と歯肉のバランスを整えることが可能です。

歯肉切除は、審美目的だけではなく歯周病治療にも有効な治療法です。

以下で詳しく解説していきます。

歯肉切除がおすすめな人

  • 歯肉の高さが不揃いの人
  • 歯肉が厚く歯を覆い隠しているような状態の人
  • 笑った時に歯肉が過剰に見えるガミースマイルの人
  • 歯周病が進行し、歯肉が炎症している(歯肉が腫れている)人

歯肉切除をおすすめするのは、上記のような悩みを抱える方々です。

審美目的の歯肉切除は、歯肉の形状を整え、見た目の美しさの向上に有効です。

また、進行した歯周病のため、炎症を起こしている歯肉を切除すると、炎症の抑制につながります。

丸の内帝劇デンタルクリニックの歯肉切除の流れ

丸の内帝劇デンタルクリニックでも、歯肉切除(当院では歯肉整形としています)の症例実績が多数あります。主な流れは以下のとおりです。

  1. 患者様のご要望を含め、歯や顔の写真から切除範囲や形について決めていきます。このとき、口内に歯石や汚れがある場合は、先にクリーニングをしてきれいにしておきます。
  2. 局所麻酔をして不要な歯肉の切除をします。
  3. 治療後、約2週間で治癒し安定します。

歯肉切除のメリットを解説

歯肉切除をおすすめする人や流れについて解説してきましたが、ここでは、メリットについて細かく見ていきましょう。

痛みの有無や特徴、費用について解説していきます。

痛みやダウンタイムが少ない

歯肉切除は出血も少なく、麻酔もかけるため痛みの心配はいりません。まれに術後、痛みが出る方もいらっしゃいます。

術後の安定も早く、2週間程度で治癒します。

治療回数や施術時間が少なく手軽に受けられる

歯肉切除は1回の施術で完了することがほとんどです。

施術時間も短いため、手軽に受けられる点もメリットのひとつです。

費用が安い

ガミースマイル治療の中では比較的安価にできる治療です。

歯肉切除の平均相場は上顎で10万円前後かかります。

丸の内帝劇デンタルクリニックの歯肉切除の費用は、歯1本から対応しており11,000円(税込)です。無駄なく治療に挑めます。

歯肉切除のデメリットを解説

メリットの多い歯肉切除ですが、デメリットもいくつかあります。

デメリットも知ったうえで、歯肉切除で美しい口元を手に入れましょう。以下で解説します。

後戻りのリスクがある

歯肉切除は、後戻りのリスクがあります。

そのため、後戻りを考慮して、施術では少し大きめに切除するよう工夫されている場合がほとんどです。

健康な歯肉は再生能力が高いため、術後、傷が治るのと同時に徐々に元の歯肉に戻ろうとします

それを防ぐためにもラミネートベニアやセラミッククラウンの併用もお薦めできます。

特徴
ラミネートベニア 歯の表面を薄いセラミック製の板を貼り付け、歯の色や形を整える治療法。通常は歯を数ミリ削るが、「削らない」治療も歯の状態によっては可能。高度な治療のため、取り扱い歯科クリニックが少ない。
セラミッククラウン 歯にセラミックの被せものをする治療。ラミネートベニアよりも強度はあるが、歯を多く削ったりといったデメリットもある。

適応症例が限られる

歯肉切除は、すべての人に適応できるわけではありません。以下のような場合は、歯肉切除ができない場合もあります。

  • 重度の虫歯や歯周病がある
  • 歯槽骨が著しく喪失している
  • あごの骨や歯並びに異常がある
  • など

知覚過敏の症状

歯肉切除のデメリットとして、あまりありませんが知覚過敏症状が現れるケースがあります。

具体的な症状としては、冷たいものや熱いものがしみたり、歯磨き中にしみたりといったことが挙げられます。

原因は、歯の表面が露出し、象牙質が刺激を受けやすくなることが原因です。

知覚過敏症状は一時的な場合がほとんどです。数日から数週間で改善しますが、症状が強い場合や長く続く場合は、担当医師に相談しましょう。

丸の内帝劇デンタルクリニックで歯肉切除とラミネートベニアを併用した症例

丸の内帝劇デンタルクリニックで治療した症例を紹介します。歯肉切除とラミネートベニアの併用です。

【治療前】

治療前は、笑った時に歯肉が大きく見えるガミースマイルでした。上顎中切歯(1番)と側切歯(2番)の大きさのバランスが悪いのも気になります。

【治療後】

上前歯8本を、歯肉切除と削らないラミネートベニアで治療しました。

治療後の写真では、歯肉の見える範囲が狭くなり、ガミースマイルが改善したのが一目瞭然です。

また、歯に低侵襲で健康的な「削らない」ラミネートベニアにより、歯の大きさのバランスだけでなく、白さも改善されました。

口元に魅力あふれる笑顔が広がったのが分かります。

歯肉切除をして笑顔に自信を持ちたい方は丸の内帝劇デンタルクリニックへ

歯肉切除は、歯周病の治療だけでなく、審美歯科の治療でも有効な手段です。

歯肉の高さが不揃いだったり、ガミースマイルに悩んだりしている人などにおすすめの治療法です。

時間がかからない、痛みや腫れが少ない、また、費用を抑えた治療が可能なため、手軽にできる魅力があります。

丸の内帝劇デンタルクリニックでも、これらを併用した治療を数多くしてきました。

当院は審美歯科に特化しており、患者様の歯の健康を一番に考えた最適な提案をしております。

丁寧なカウンセリングを心掛けていますので、笑顔に自信を持ちたい方は一度ご相談ください。

医師プロフィール

阿部 洋太郎

日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)

審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している

詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。