歯のセラミック治療のひとつであるラミネートベニアですが、まだまだ新しい治療法のため「どんな魅力ある治療法なのか」「デメリットはあるのか」など気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ラミネートベニアとは何か、メリットやデメリットについても解説します。また、丸の内帝劇デンタルクリニックで多数実績のある「削らない」ラミネートベニアについても詳しく解説します。
当院では、カウンセリングを通して深く話し合い、しっかりとした計画を立てて、ラミネートベニア治療に挑みます。気になることはお気軽にご相談ください。
歯の審美治療ラミネートベニアとは?
ラミネートベニアとは、薄いセラミックを前歯の表面に貼り付ける審美治療です。
歯の形や色を手軽に改善し、美しい笑顔を手に入れることが可能です。
ラミネートベニアのメリットとは?魅力ある特徴について解説
ラミネートベニア治療には、審美的な面だけでなく、さまざまな魅力があります。
以下で、代表的なメリットを解説します。
ほとんど歯を削ることなく理想の歯並びに近づける
『ラミネートベニアによる修復は,少ない削除量で生活歯の審美修復治療を可能にする』
上記論文で記載してある通り、ラミネートベニアは歯を削る量を最小限に抑えることが可能です。
そのため、歯の健康をできるだけ保護しながら、理想的な歯並びに近づけることができます。
また、神経を抜く必要がほとんどないため、治療後の違和感も少なく快適に過ごせるというメリットがあります。
歯の形や色を自由にデザインできる
ラミネートベニアはセラミック製の薄い板でありながら、天然歯のような、または真っ白いよりキレイな前歯を実現し、自由に歯をデザインできます。
また、軽度の歯列不正やすきっ歯などの問題も改善が期待でき、ホワイトニングだけでは解決しきれない歯の変色にも効果的です。
ラミネートベニアの寿命は10年~20年のため長く使える
ラミネートベニアとは歯に貼り付ける治療なので、歯列矯正などのように長期間の治療が必要ありません。
通常、施術は短時間で完了し、美しい笑顔を手に入れられます。
また、ラミネートベニアの審美的な寿命は10年〜20年と長いため、長期間にわたって安心して使用できます。
ラミネートベニアのデメリットとは?不向きな歯や注意点について解説
メリットの多いラミネートベニアですが、いくつかデメリットも存在します。
不得意な症例や、治療に際しての注意点について以下で解説します。
非適応症がある
ラミネートベニアはすべての症例に適用できるわけではありません。
噛み合わせの悪さや、出っ歯・重度の叢生には対応できない場合があります。
また、主に審美目的の治療のため前歯には効果的ですが、噛む力が極端に強く、ラミネートベニアが割れる可能性のある奥歯には適していません。下前歯は、噛み合わせに問題が出る可能性があるため、基本的には上前歯だけが対象です。
その他、歯ぎしりをよくする方や、硬い食べ物を好んで食べる方も、ラミネートベニアの破損リスクが高くなるため、注意しましょう。
歯を1本だけ治すのには適していない
ラミネートベニアは、歯1本だけの治療には適していません。
8本程度を目安に治療することが推奨されています。
なぜなら、少ない本数だけ治療すると、色味の調整が難しいからです。
周囲の歯とより違和感なく馴染ませるためにも、左右対称に治療した方が審美的に有効です。
審美治療にあたるため保険適用ができない
ラミネートベニアは、歯の審美治療のため保険適用ができません。そのため、自費診療になります。
ラミネートベニアの種類にもよりますが、目安相場は前歯1本につき10万〜18万円です。
丸の内帝劇デンタルクリニックの「削らない」ラミネートベニアとは?症例も併せて解説
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を削るラミネートベニア治療だけでなく「削らない」ラミネートベニア治療も多数対応しています。
ここでは、当院の削らないラミネートベニアについて詳しく解説します。
歯を削らないから低侵襲で体に優しい
上でも記載しましたが、ラミネートベニアの最大の特徴は、歯質の削除がきわめて少量で済むことです。
当院ではラミネートベニアでも歯を「削らない」ため、より低侵襲で体にやさしく、健康を犠牲にしない治療ができます。
歯を削らないと、麻酔不要で治療ができたり、仮歯で一定期間過ごす煩わしさがなかったりと利点が多くあります。
高品質なラミネートベニアを安い料金で提供
【丸の内帝劇デンタルクリニックのラミネートベニア料金表】
種類 | 歯1本の料金(税込) |
---|---|
ノーマルベニアe.max | 66,000円 |
ノーマルベニアZr | 71,500円 |
ノーマルベニアHybrid | 44,000円 |
※高品質なプレミアムベニアの提供もあります
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、高品質なラミネートベニアを平均相場よりも安い料金(前歯1本につき10万〜18万円)で提供しています。
取り扱い種類も豊富で、透明度が高く耐久性にも優れた「e max」や、人工ダイヤモンドと称されるほどの強度を持つ「Zr(ジルコニア)」、レジン系材料で安価な「Hybrid(ハイブリッド)」があります。
どの素材が自身に最適か分からなくても、当院ではしっかり相談に乗りますのでご安心ください。
削らないラミネートベニアの症例
丸の内帝劇デンタルクリニックで治療した、削らないラミネートベニアの症例をひとつ紹介します。
【治療前】
こちらは、笑顔のときによく目立つ上あご前歯6本を削らないラミネートベニアで治療した症例です。
中切歯(1番の前歯)と側切歯(2番)の歯の大きさに差があり、また、歯の表面に白濁が見られます。
【治療後】
ホワイトニングをした後、削らないラミネートベニアで治療した結果、歯の大きさのバランスが絶妙になり、色合いも自然でまったく違和感がありません。
整った歯並びになったことで、口元が華やいで感じられます。
ラミネートベニアなら審美治療の実績豊富な丸の内帝劇デンタルクリニックへ
ラミネートベニアとは、薄いセラミックを前歯の表面に貼り付ける審美歯科です。
歯の削る量が少なく、歯の形や色を自由にデザインできます。その上、寿命は長く10年〜20年持つことがほとんどです。
デメリットもいくつかありますが、手軽にできる審美歯科治療としてたいへん注目されています。
しかし、技術的には難易度が高い治療になるため、品質の良いラミネートべニア治療を行える歯科クリニックはまだまだ少ない現状です。
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、全国だけでなく海外からも来院いただくほど、ラミネートベニア治療に力を入れています。特に、歯を削らない、より健康的なラミネートベニア治療の症例実績が豊富です。
手軽にきれいな口元を手に入れたい方は、一度ご相談ください。
医師プロフィール
阿部 洋太郎
日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)
審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している
詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。