ラミネートベニアは、歯の表面に極薄のチップを貼り付けて、歯の色や形を改善する人気の治療法です。
一般的に、ラミネートベニアにはデメリットがあるという認識がありますが、実際にはそのデメリットは少なく、むしろメリットの方が大きいと言えます。
この記事では、一般的に言われているラミネートベニアのデメリットが本当にあるのかについて詳しく解説します。
ラミネートベニア治療を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
ラミネートベニアのデメリットって本当にある?
ラミネートベニアについて調べると、多くのデメリットが目に入ります。
一般的に、ラミネートベニアのデメリットとして巷で言われているのは以下の4点です。
- 適応症が限られる
- 歯並びの改善には不向き
- 保険が適用されない
- 歯を削る必要がある
しかし、これらのデメリットは実際にはそれほど大きな問題ではありません。
ここでは、それぞれのデメリットが本当であるのかどうかについてひとつずつ解説します。
適応症が限られる?
ラミネートベニアの適応が限られるというデメリットは、実際にはあまり大きな問題ではありません。
実際、ラミネートベニアが適応しない症状はごく一部です。
例えば、咬み合わせに問題がある場合や、歯に大きな欠損がある場合には、ラミネートベニアの治療は適していません。
しかしこれらの場合でも、他の治療法を用いて問題を解決した後、ラミネートベニアを行うことができることがあります。
また、虫歯や歯周病がある場合も、それらの問題を先に治療すれば、ラミネートベニアの治療を行える可能性があります。
つまり、ラミネートベニアが適応しない症状があっても、その状態を解決するための適切な治療を行うことで、ラミネートベニアの治療が可能になる場合が多いです。
保険が適用されない?
ラミネートベニアは保険が適用されない点もデメリットとして挙げられます。
しかし、審美歯科は保険が適用されないのが一般的であり、ラミネートベニアに限ったことではありません。
審美歯科治療は、健康上の問題を解決するための治療ではないため、一般的に保険適用外とされています。
しかしながら、他の保険適用の方法でラミネートベニアと同様の効果を得ることは難しいです。
ラミネートベニアは自然な見た目と耐久性が高いとされており、長期間使用できることが特徴です。
そのため、保険適用されないことはラミネートベニアを含む審美歯科治療のデメリットではありますが、その美しさや耐久性を考えれば、大きなデメリットとは言い切れません。
歯を削る必要がある?
歯を削る必要があるという点は、ラミネートベニアを受ける際の懸念点として挙げられます。
かつては一般的なラミネートベニアでは、健康な歯の表面を薄く削る必要がありました。
しかし、最近では歯を削らないラミネートベニアを行うクリニックも増えています。
丸の内帝劇デンタルクリニックはそれらの発祥の医院の一つであり、歯を一切削らずにラミネートベニアの治療を行えます。
この方法では、天然の歯にダメージを与えることなく治療が可能です。
そのため、歯を削らないラミネートベニアを行うクリニックを選ぶことで、このデメリットは回避できます。
削らないラミネートベニアがおすすめな理由
丸の内帝劇デンタルクリニックの削らないラミネートベニアは、一般的に言われているデメリットがほぼ存在せず、むしろ数々のメリットを持つ治療法です。
ここでは、当院の削らないラミネートベニアをおすすめする理由について詳しく解説します。
治療期間が短い
ラミネートベニアは、治療が完了するまでの期間が短いというメリットがあります。
患者様の状態や治療内容によって治療期間は異なりますが、平均1〜2ヶ月程度で治療が完了します。
治療の工程だけで言えば、型取りと装着の最短2回で治療が可能です。
これにより、ラミネートベニアは長期間歯医者に通う時間がない方や、すぐに歯を改善したい方にメリットの大きい治療法であると言えます。
治療の痛みが少ない
ラミネートベニアは、一般的に痛みをほとんど感じることなく治療ができるとされています。
特に、歯を削らないラミネートベニアを選択することで、治療中に感じる痛みはほぼありません。
歯を削らないラミネートベニアの場合、歯の表面に直接薄いベニアを貼り付けるだけで治療が完了します。
このため、通常のラミネートベニアのように歯を削る必要がなく、痛みや違和感を感じることがほとんどありません。
その結果、歯を削ることに抵抗感や恐怖感がある方や、歯科治療が苦手な方でも安心して治療を受けることができます。
美しい仕上がりが長期間維持できる
ラミネートベニアは天然歯と遜色のない仕上がりが長期間維持できるという特徴があります。
一般的に、ラミネートベニアの寿命は10年から20年程度で、その他の審美歯科治療と同程度の耐久性があると言われています。
ラミネートベニアは高品質のセラミックなどの材料を使用することが一般的です。
セラミックは歯のエナメル質に近い透明感と光沢を持ち、また、着色や変色にも耐性があります。
そのため、ラミネートベニアで覆われた歯は、天然歯とほぼ同じように見えます。
さらに、高品質のセラミックを使用したラミネートベニアは耐久性も高く、長期間機能を維持することができます。
丸の内帝劇デンタルクリニックの削らないラミネートベニア
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を一切削らないラミネートベニアを実施しており、これにより歯を削ることに不安を感じる患者様でも安心して治療を受けることができます。
この治療法では、高品質のセラミックを素材に使用することで、自然で美しい歯の実現と耐久性の向上が得られます。
また、患者様のご希望やお悩みに合わせて、様々な治療方法を組み合わせて提案することも可能です。
例えば、ラミネートベニアに加えてホワイトニングや歯肉整形などの治療を組み合わせることで、より美しい歯並びや笑顔を実現することができます。
削らないラミネートベニアの症例写真を紹介
こちらは歯と歯の隙間が空いている「すきっ歯」の状態を改善したいと受診された患者様の症例です。
前歯の隙間が目立つため、全体的に不揃いな印象が見られました。
そこで当院では、上の前歯8本に削らないラミネートベニアの治療を行いました。
ラミネートベニアの治療により歯と歯の隙間がなくなり、歯が綺麗に整列しました。
また、ラミネートベニアに使用される高品質のセラミックは、自然な色合いを持ち、歯の大きさや形も整えることができます。
その結果、歯の大きさが揃い、色も美しく改善されたことで、より整った口元が実現されました。
このように、ラミネートベニアは、歯の様々なお悩みを改善することができます。
治療にご興味のある方は、ぜひ丸の内帝劇デンタルクリニックへお問い合わせください。
医師プロフィール
阿部 洋太郎
日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)
審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している
詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。