ラミネートベニアは歯の表面に薄いチップを張り付けて、歯の色や形を改善する治療法です。
歯を1本だけ改善したい場合、ラミネートベニアでの治療が可能かどうか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ラミネートベニアを歯1本だけに行うことが可能かどうかについて詳しく解説します。
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を一切削らないラミネートベニアが受けられます。
治療に興味のある方は、ぜひ当院にお気軽にお問い合わせください。
ラミネートベニアを1本だけ行うことは可能？
基本的に、ラミネートベニアは歯1本だけに行うことには適していません。
実際、ほとんどのクリニックでは1本だけの治療を行っていないのが一般的です。その理由はいくつかあります。
まず第一に、ラミネートベニアは前歯に対して行われることが多い治療法です。
しかし、1本だけに治療を行ってしまうと、周囲の歯との調和を図るのが難しくなってしまいます。
歯の色や形状が異なると、治療した1本の歯が不自然に目立ってしまいがちです。
さらに、ラミネートベニアは変色しにくい素材を使っているため、周囲の歯が変色してしまうと、治療した1本の歯が浮き出て見えてしまう可能性があります。
また、チップを貼り付けるためには多少の厚みが生じますが、周囲の歯との厚みを揃えるのも難しいのです。
一般的に、ラミネートベニアは前歯4本、6本、8本など左右対称になる本数で治療を行います。前歯を揃えて治療を行うことで、自然で違和感のない仕上がりが実現できます。
ラミネートベニアの症例を紹介
丸の内帝劇デンタルクリニックでラミネートベニアを受けられた患者様の症例写真をご紹介します。
治療前と治療後の写真を比べて紹介しますので、どのような仕上がりになるのか確認してください。
前歯6本のラミネートベニア
治療前は、前歯2本の間に隙間がある「すきっ歯」の状態であり、さらに前歯が斜めに生えている状態も気になっていました。
そこで、当院では美しい口元を実現するために、上の前歯6本にラミネートベニアを行いました。
この治療により、歯の隙間がなくなり、すきっ歯が改善されました。また、歯の形状も均一に整えられ、綺麗に歯が整列しています。
さらに、歯の着色も改善され、美しい歯の色が実現されました。合わせて歯全体のホワイトニングを行うことにより、全体的に歯の色が揃い、調和のとれた口元が完成しました。
さらに、ラミネートベニアを行った歯6本に対し、歯肉整形処置を行いました。この処置は、歯の長さを調整し、歯の軸を整えるために行われます。
これにより、歯だけでなく、歯肉の美しさも向上し、より自然な口元が実現されています。
前歯8本のラミネートベニア
治療前の状態では、全体的な歯の着色が目立ち、前歯の間の隙間や歯の形状も不均一であるという問題がありました。
そこで、上の前歯8本に対してラミネートベニアの治療が施されました。
ラミネートベニアにより、不均一だった歯の形状が整えられ、美しい白色に統一されました。
こちらの患者様の場合は、歯全体の着色も気になるということで、事前にホワイトニングが行われています。
これによって、歯の表面の着色が軽減され、ラミネートベニアの美しい白さがより際立ちました。
さらに、合わせて歯肉整形処置も行われました。歯肉整形は、歯の形状が左右非対称であったり、形が不均一な方に特におすすめです。
この処置によって、歯と歯肉のバランスが整い、より自然で美しい口元が実現できます。
前歯8本のラミネートベニア
治療前の状態では、歯全体に着色が見られ、また歯の先端もギザギザしているという問題がありました。
そこで、当院で前歯8本に対してラミネートベニアと歯肉整形の治療を行いました。
この治療により、まず歯の先端がまっすぐに揃い、均一な歯並びに改善されました。
また、歯の色も改善され、真っ白な美しい歯になっています。
このように、ラミネートベニアは歯の色をお好みに合わせて選択することができます。
患者様のご要望によって、真っ白な色や、より自然なナチュラルな色などが選択可能です。
丸の内帝劇デンタルクリニックの削らないラミネートべニアとは
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、従来のラミネートベニアとは異なり、歯を削らないラミネートベニアを提供しています。
通常のラミネートベニアは、歯の表面を薄く削ってセラミックを取り付ける方法であり、このため健康な歯を削る必要がありました。
しかし、当院のラミネートベニアでは、歯を削ることなく極薄のセラミックを接着する方法を採用しています。
この施術方法により、健康な歯にダメージを与えることがなく、患者様にとって大きなメリットがあります。
歯を削ることなく治療を行うため、治療後の歯の強度や耐久性も損なわれることがありません。また、痛みや不快感の心配もありません。
丸の内帝劇デンタルクリニックでは、患者様のご希望や状況に応じて最適な治療法を提案しています。
ラミネートベニアをご検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。
医師プロフィール
阿部 洋太郎
日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
（インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究）
審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している
詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。