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COLUMN

ラミネートべニアのデメリットは?後悔しないための注意点も解説

ラミネートべニアは、天然歯を残すことができたり、最短2〜3回の来院で完了できたりとメリットの多い治療方法ですが、デメリットに関して気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ラミネートべニアのデメリットやメリット、注意点、また、削らないラミネートべニアの症例をご紹介します。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、歯を大切にし、できるだけ削らない審美歯科に力を入れております。

白い歯を長持ちさせたい方や笑顔に自信を持ちたい方は、一度ご相談にいらしてください。

削らないラミネートべニアのデメリット

以前のラミネートべニアは、歯を削り、その削った部分にセラミックの板を貼り付ける治療が主流でした。

最近では、天然の歯を削らずに極薄のセラミックべニアを高強度で接着する、メリットの多いラミネートべニア治療が増えています。

丸の内帝劇デンタルクリニックでも、積極的に削らないラミネートべニア治療をしていますが、デメリットもいくつかあります。以下で解説します。

前歯の変色やすきっ歯の改善は得意だが非適応症がある

削らないラミネートべニアのデメリットは、対応できない症例がいくつかあることです。

ラミネートべニアの適応症例は、前歯の着色歯や神経のない失活歯、黒ずんだり黄ばんだりした変色歯の改善、また、すきっ歯やブラックトライアングル(前歯歯間部の三角のすき間)などの改善を得意としています。

審美的な改善に適している治療ですが、噛み合わせが悪かったり、出っ歯や重度の叢生には不向きです。また、下の前歯は脱離の可能性があるため、基本的には上の前歯での治療になります。

噛み合わせの問題や出っ歯、重度の叢生は、ラミネートべニアでは解決できないため、まずは矯正から検討する必要があるでしょう。

当院では、矯正にも力を入れています。矯正を組み合わせることでラミネートべニアの適応症になる方も多くいらっしゃいますので、まずはご相談ください。

色味の調整がしづらいため1本だけを治すには不向き

削らないラミネートベニアは、透明感を出しにくいというデメリットがあるため「前歯1本だけ」など、少ない本数を治療するのには向いていません。

ラミネートベニアは、若干の厚みがあるため、両隣の前歯と全く同じ様に見せるのは難しいとされています。

6本や8本で左右対称に治療を行い、周囲の歯と調和させることが適しています。

保険適用ができない

ラミネートべニアは、審美性の改善を目的としているため、保険適用ができない点がデメリットです。

相場としては、前歯1本あたり10万〜16万円です。ラミネートべニアにも種類があるため、各歯科クリニックで使われている素材をしっかり確認しておきましょう。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、高品質な治療を、できるだけ安価で提供できるよう料金設定しています。

ラミネートべニアの種類も多く、ノーマルのHybridべニアなら44,000円(税込)/1本、高品質なプレミアムべニアe.maxでも99,000円(税込)/1本です。その他にも、ジルコニアべニアなども扱っています。

削らないラミネートべニアのメリット

ここまで、削らないラミネートべニアのデメリットについて解説してきましたが、メリットも多くあります。以下でまとめました。

  • 天然歯を削らないためエナメル質を温存でき、健康的である
  • 短期間で完了する
  • ホワイトニングで効果のなかった人にも適応できる
  • 歯並びが美しくなる

これらのメリットから、ラミネートベニアは審美性に優れた歯を早く手に入れたい方におすすめの治療です。

ラミネートベニアで後悔しないための注意点

ラミネートベニアを治療する際に、注意した方がいい人や気を付けるべき点があります。以下にまとめました。

歯ぎしりをする人はラミネートべニアが破損しやすい

ラミネートベニアは、就寝中の歯ぎしりに注意が必要です。

天然歯との接着部分の強度(接着剤)も改善されてきており、品質は向上しています。しかし、歯ぎしりによるダメージは、ラミネートべニアの破損や脱離につながります

歯ぎしりをする人は、就寝中に使うマウスピースを利用するのもひとつの手段です。

硬い食べ物を噛むとすぐ取れる可能性がある

硬い食べ物を噛むことで、ラミネートベニアがすぐ取れたり、割れたりする原因につながります。

硬い食べ物を前歯で噛み切る際は、普段から注意しましょう。小さく切ってから食べるなど、工夫することが大切です。

ラミネートべニアの症例を紹介

丸の内帝劇デンタルクリニックでラミネートベニアの治療をした症例を1つご紹介します。

こちらは、上の側切歯(2番目)が極端に小さい矮小歯とすきっ歯の改善のため、ラミネートベニア治療をした症例です。

Before写真では、側切歯が小さいことで歯並びが左右非対称なのがよくわかります。また、正中も少しずれていますね。

ラミネートベニア後のAfter写真を見ると、隣り合った歯同士の色合いに違和感がなく、正中も揃ったことで、左右のバランスがきれいに整いました。

ラミネートベニアは、小さい歯でバランスが悪い方、すきっ歯で悩んでいる方にたいへん有効な治療法です。

ラミネートべニアのデメリットを知りたいなら丸の内帝劇デンタルクリニックへ

ラミネートベニアは、審美性に優れた歯を早く手に入れたい方におすすめの治療方法です。

近年では、削らないラミネートベニアの治療も増え、歯に負担をあまりかけずに理想の口元を手に入れられます。

しかし、メリットの多いラミネートベニアにも以下のようなデメリットがあります。

  • 前歯の変色やすきっ歯の改善は得意だが、非適応症がいくつかある
  • 色味の調整がしづらいため1本だけを治すには不向き
  • 保険適用ができない

このようなデメリットも理解した上で、ラミネートベニアを検討しましょう。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、削らないラミネートベニアに力を入れ「より低侵襲で体に優しい、健康を犠牲にしないような審美歯科」を提供しています。

丁寧なカウンセリングを心掛けていますので、一度ご相談ください。

医師プロフィール

阿部 洋太郎

日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)

審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している

詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。