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COLUMN

ラミネートベニア症例紹介|丸の内帝劇デンタルクリニックの削らないラミネートベニア

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、低侵襲で体に優しく、健康を犠牲にしない「削らないラミネートベニア」の治療を行っています。

ラミネートベニアは、まだまだ新しい治療なため「どのような症例に適応しているのか」「どれくらい審美性が上がるのか」気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、当院で治療した削らないラミネートベニアの症例を5つ紹介します。また、対応できる症例とできない症例についても解説します。

丸の内帝劇デンタルクリニックには、削らないラミネートベニアのため、東京近郊だけでなく、全国や海外からも多くの方に来院いただいています。

ご自身がラミネートベニアに適応している症例か判断が難しいときは、実績が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

削らないラミネートベニアの症例を5つ紹介

ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミック製の板を取り付けることで、歯の形や色を改善し、美しい笑顔を作るのに役立ちます。

ここでは、丸の内帝劇デンタルクリニックで治療した、削らないラミネートベニアの症例を5つ紹介します。

症例1|削らないラミネートベニアでガミースマイルを治療

こちらは、笑った時に歯肉(歯ぐき)が大きく見える「ガミースマイル」を改善するため、歯肉整形と削らないラミネートベニアで治療した症例です。

歯肉整形とは、余分な歯肉を除去し、歯と歯肉の形やバランスを整える方法です。

このケースではガミースマイルを改善しました。審美歯科では、歯肉整形とラミネートベニアを併用することは珍しくありません。

当院の歯肉整形は、局所麻酔をした上で、余分な歯肉を電気メスを使わず切除します。術後2〜3週間経ち、治癒・安定していると判断できたら、ラミネートベニアの型取りをする流れです。

Beforeでは歯肉がよく見えるガミースマイルでしたが、Afterでは歯肉と歯のバランスが良くなったのがよくわかります。

この患者様は8本を歯肉整形後、ホワイトニング、それから削らないラミネートベニアの型取りをしました。

これにより、違和感のない歯並びが実現し、満足のいく結果になった症例です。

症例2|削らないラミネートベニアですきっ歯を治療

こちらも、歯肉整形と削らないラミネートベニアですきっ歯を治療した症例です。

Beforeでは、上前歯の中心にすき間がある「正中離開」と、歯のくすんだ色が特に気になります。

まずは、歯の大きさと歯肉のバランスを合わせるために歯肉整形を行いました。正中離開を改善するため、2番目の側切歯を大きくし、1番目の歯は大きくなりすぎないようにすき間を埋めます。

色は周りの歯と自然に調和させ、その上で白さを引き出すために、ナチュラルな色のラミネートベニアにしました。

Afterでは、すきっ歯・正中離開が改善し、歯の色も明るくなったことがよくわかります。全体的にばらつきのあった歯並びでしたが、整ったことで口元がきれいになりました。

症例3|セラミッククラウンと削らないラミネートベニアの併用

こちらは、ガタガタした歯並びをオールセラミッククラウン削らないラミネートベニアで治療した症例です。

オールセラミッククラウンとは、歯を削って被せる、金属を一切使用しないセラミックの歯の被せもののことです。

Beforeでは、歯の中心が少しずれ、互い違いに歯が並んでいることがわかります。

こちらのケースでは、大きな前歯とガタガタ重なっている2番の側切歯を削って、オールセラミッククラウンを被せました。その周りの歯には削らないラミネートベニアを取り付けて仕上げました。

Afterでは、ガタガタしていた歯がきれいに揃い、歯も白くなったことで、審美性が上がったことがわかります。

当院では削らないラミネートベニアだけでなく、オールセラミック治療の経験も豊富です。気になる方はご相談ください。

症例4|マウスピース矯正と削らないラミネートベニアの併用

こちらは、マウスピース矯正と削らないラミネートベニアを併用して、歯並びと咬み合わせの悪さを治療した症例です。

Beforeでは、上下の前歯に大きなすき間があったり、歯が擦り減り欠けていたりするのがわかります。

まずは、インビザラインという透明なマウスピースを使った歯列矯正で、歯並びと咬み合わせの悪さを治療しました。その後、歯の擦り減りや欠けている上前歯部分を削らないラミネートベニアで改善しました。

Afterでは、大きく空いていた中心部分のすき間もきれいに埋まり、審美的な問題が解決されたことがわかります。

症例5|削らないラミネートベニアで前歯2本のみを治療

ラミネートベニアは、他の歯との調和を考えて、8本程度をまとめて行うケースが多いです。しかし、こちらは左右の2番側切歯のみを、削らないラミネートベニアで治療しました。

Beforeでは、左右側切歯が他の歯より小さかったのですが、Afterでは、他の歯と違和感のない大きさに改善したことがわかります。

ラミネートベニアを特殊に加工して、できるだけ隣の歯に調和するように治療した症例で、対象の歯が矮小歯(小さい歯)だったためなんとか処置できました。しかし、1本や2本だけの治療は、基本的には難しくおすすめしていません

ラミネートベニアは、削って被せるオールセラミッククラウンに比べると、セラミックがとても薄く、色付けや透明感などを繊細に表現できません。そのため、6本や8本での治療を推奨しています。

ラミネートベニアの適応症例と非適応症例を解説

ラミネートベニアはすべての歯で適応症例になるわけではありません。

ここでは、ラミネートベニアに対応した症例と対応できない症例についてそれぞれ解説します。

ラミネートベニアの適応症例は歯の色や形状の改善など多岐にわたる

ラミネートベニアはさまざまな症例に対し、効果的な治療法です。

たとえば、着色歯や神経のない失活歯、テトラサイクリン歯・黒ずんだ歯などの変色歯の改善に用いられます。

すきっ歯やブラックトライアングルといったすき間がある歯にも、ラミネートベニアは有効です。

さらに、プラスチック治療で修復された歯や、前歯の歯列不正、形態不良の歯にも適用可能です。ホワイトニングよりも、より白くキレイな歯を求める方にも、ラミネートベニアはおすすめの選択肢です。

ラミネートベニアの非適応症例は重度の歯並びの乱れ

ラミネートベニアは、適応できない症例がいくつかあります。

たとえば、出っ歯や重度の叢生(歯の重なり)などは、ラミネートベニアでボリュームを抑えることが難しく、セラミッククラウンほどの歯並びの改善は見込めません。

また、下の前歯においては脱離の可能性があります。

歯の欠損や咬み合わせ、歯並びが良くない方は、先に歯列矯正などの治療をしてから適応可能になる場合もあります。ご自身が適応症例かどうかは、歯科クリニックに事前に相談することが大切です。

削らないラミネートベニアなら症例数豊富な丸の内帝劇デンタルクリニックへ

ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミック製の板を取り付け、審美性を高める治療法です。

その中でも、丸の内帝劇デンタルクリニックでは「削らないラミネートベニア」を用いた低侵襲で体に優しい治療を行っています。

当院では、歯肉整形や歯列矯正、セラミッククラウンを併用した症例など、さまざまな治療をしてきました。症例写真に関しては、インスタグラムでも多数公開しています。

丸の内帝劇デンタルクリニックでは、患者様のニーズや希望に合わせて、削らないラミネートベニアを含むさまざまな歯科治療を提供しています。気になる方は、お気軽にご相談ください。

医師プロフィール

阿部 洋太郎

日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)

審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している

詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。