予約ボタン

COLUMN

ラミネートベニアの厚みは0.5mm以下って本当!?削らないラミネートベニアでの厚みが気にならない理由について解説

短期間の治療が望めるラミネートベニアは、歯の見た目を整える審美治療となります。

天然歯の色調に近い薄いセラミックを貼り付ける方法で、歯の表面を少しだけ削る場合が多いです。

例えば付け爪のようなイメージで強力に歯と接着させるため、付け爪ほど厚く取れやすいわけではなく、より一体化した接着を行い自然な歯の風合いに近づける治療となります。

さらに、丸の内帝劇デンタルクリニックではより低侵襲な削らないラミネートべニア治療を行っております。

本記事では、削らないラミネートべニア治療での厚みが気にならない理由についてわかりやすく解説します。

健康な歯をできるだけ削らずに治療をご検討の方は、お気軽に丸の内帝劇デンタルクリニックへご相談ください。

ラミネートベニアの厚みとは?

ラミネートベニアは、歯の形や色、小さな歯並びなどのお悩みが改善され、プラスチックによる治療に比べて劣化しにくく清潔なのがラミネートベニアの特長です。

前歯につけるチップの厚みは0.1mm〜0.5mm程度です。

イメージできる厚みはコピー用紙やポストカードの厚みになります。

ラミネートベニア治療後に0.1mm〜0.5mm程度の表面に厚みが出ても数日中に慣れる人がほとんどで、問題ない厚みの程度で施術されます。

もともと歯の厚みが出ていると感じている人は歯科医から説明があり、出っぱっている厚みの部分を削ることをご提案することがあります。

ラミネートベニアの厚みについて、削らないラミネートベニアがおすすめの理由

施術例:上前歯6本 ラミネートベニア【丸の内帝劇デンタルクリニック】

歯を削らないラミネートベニアをおすすめする理由は下記の通りです。

  • 歯に与えるダメージが少なく痛みもない
  • ラミネートベニアのチップの耐久性が高く長期間で機能する
  • 歯の切削量がないもしくは最小限でのために元に戻すことも可能

以下、詳しく各々の理由について説明します。

歯に与える影響が少なく痛みもない

自分の歯を残したままセラミック製の白いベニアを貼るので安心ですし、外して元の状態に戻すこともできます。

天然の歯を削らないためダメージが少なくほぼ痛みもない、極薄ベニアによる最新の審美歯科治療法であり、歯を傷つけないラミネートベニアとも言えます。

耐久性が高い

ラミネートベニアはとても薄いですが、歯と一体化させて接着するため、適切にケアしていたら長期間で機能する完成度の高い治療方法です。

実際に実験で25人の患者(上顎前歯87症例)のうち、10年後に再治療が必要となったのは4%という論文があり、ラミネートベニアの耐久性が高いことが証明されています。

A Prospective Ten-Year Clinical Trial of Porcelain Veneers

Five years after placement, all 87 veneers remained in place and had “perfect” color match and surface smoothness. Four veneers had fractures, but only one of those required repair.
Ninety-nine percent of the veneers had clinically acceptable marginal adaptation, although just 14% of the veneers had “perfect” marginal adaptation at all margins. One had clinically unacceptable staining from leakage. Recurrent caries was present at the proximal margin of two veneers. At the 10-year evaluation, which had a 93% recall rate, color match and surface roughness remained optimal. Thirteen of 22 patients were very satisfied with the esthetic result, whereas 7 complained of minor esthetic problems. The fracture rate increased substantially, to 34% at the 10-year recall. However, only 11% of the fractures were clinically unacceptable. None of the veneers had debonded, but the percentage of veneers with “perfect” marginal adaptation had declined to only 4%. Leakage was now evident around two-thirds of the veneers, and eight restorations had recurrent caries.

セラミックなので非常に安定しており、着色・変色・すり減りなどはせず半永久的に綺麗な状態で保つことが可能で比較的丈夫です。

ただし、歯ぎしりや食いしばりが強い方は、咬み癖によって歯が強く当たってしまい削れる可能性もあります。

ラミネートベニアの接着力・耐久性を高めるためのさまざまな工夫を行っており、防止策を講じておりますので外れることはかなり少なくなっています。

歯ブラシやフロス等は天然の歯と同じように磨いていただいて問題ありません。

注意点はフランスパンなど、固い食材をかみ切るときに気を付けることが必要があるかも 知れません。

歯への影響

歯を削らないラミネートベニアであれば、ラミネートべニアを外せば元の状態に戻すことが可能です。

ただし歯を切削した部分は完全に元の通りにすることはできません。

ラミネートべニアは特に高強度な歯科用接着剤で固定していますので、除去する場合には専用の機材を使用した処置が必要となります。

適切なラミネートベニアの厚みを選ぶなら丸の内帝劇デンタルクリニックがおすすめの理由

丸の内帝劇デンタルクリニックは歯を削らないラミネートベニア治療を提供しています。

従来のラミネートベニアは歯を削り、厚めのラミネートベニアを貼るクリニックが多くあり
ます。

当院は歯を削らないため、患者様も負担の少ない治療を行うことができます

過去に別の歯科医院で歯を削るラミネートベニアの治療を行った後に損害賠償を求める紛争が起き、実際に裁判になった事例があります。

東京地裁 平成20年4月25日

<事案>

被告の開設する歯科医院において、補綴 (ほてつ) 処置による歯列矯正等の治療を受けていた患者。
原告は、被告には歯を過剰に削り、抜髄 (ばっすい) した過失、説明の怠惰、根管充てん処置不足の過失があるとして、被告に対して損害賠償を求めた。

<判決>

被告の施術したラミネートベニアの施術後に歯髄炎を発症し、抜髄を余儀なくされた。
被告による歯牙の過剰な切削による可能性はあるが、人間の習性の歯ぎしり・不正歯列・不正咬合 (こうごう) ・かみしめの影響である可能性も否定できない。
「諸般の事情に照らせば被告に当然に過失が認められることにはならない」と下されました。

例では歯医者の過失は認められませんでしたが、この事例が示すように、従来法のラミネートべニア治療では不必要に歯を削ってしまうことがあります。

また他にも、削らないラミネートベニアの治療を受け、歯は削られないものと安心して治療を受けて寝ている間、歯の表面が1mm〜0.7mm程度削られてショックを受けたという事例もあるそうです。

削られてしまった歯は元には戻りません。

ラミネートベニアの治療を受ける際には、新しい技術に精通した、症例数が豊富な歯科医院を受診しましょう。

症例数850件以上で5000本以上施術を行った実績

丸の内帝劇デンタルクリニックは新しい方法のラミネートベニア症例数が850件以上あります。

日本でもトップクラスの実力と症例数で安心して受けられます。

大事な歯のことですので、確かな技術を持つクリニックを選び、まずは相談してみることをおすすめします。

体に優しい治療を理念としている

丸の内帝劇デンタルクリニックは患者様の立場に立った治療を心がけています。

具体的には、「より低侵襲で体に優しい、健康を犠牲にしないような審美歯科」が望ましいと考えています。

審美歯科の選択肢として、削らないラミネートベニアなどの「歯をできるだけ削らない方法」で「健康的な方法」を提案しています。

ラミネートベニアの厚みに関するよくある質問

ラミネートべニアの厚みに関するよくある質問を集めました。

ラミネートベニアの厚みが薄いと耐久性に問題はあるのか?

ラミネートベニアはとても薄いですが、歯と一体化させて接着するため、適切にケアしていたら長期間で機能する完成度の高い治療方法です。

厚みがあると見た目は不自然になるのか?

チップが0.5mm以下で厚みも最小限なので不自然ではありません

歯の大きさなど自然に見えるように施術されます。

ラミネートベニアで歯を白くするなら丸の内帝劇デンタルクリニックへ

丸の内帝劇デンタルクリニックは症例数850件以上で、日本でトップクラスの実力と症例数なので安心して治療を受けられます。

患者様により優れた治療を提案できるクリニックでありたいと思います。

より良い治療を受けたいと考えている方、ぜひ丸の内帝劇デンタルクリニックへご相談ください。

医師プロフィール

阿部 洋太郎

日本大学松戸歯学部を卒業後、歯科保存学入局
千葉県の歯科医院、都内の歯科医院にて勤務
松島歯科・新橋インプラントオフィスにて副院長およびインプラントオフィス所長を兼務
日本大学大学院松戸歯学研究科を卒業
(インプラントと口腔粘膜病変の研究、コラーゲンとエラスチンの研究、カンジダと癌の研究)

審美歯科、ラミネートベニアを専門的に行っており、日本各地や海外からのご来院にも対応している

詳しい経歴や医師の想いについては、医師の紹介ページをご覧ください。