「歯科矯正したい。でも、お金がないから無理かも…」
そんなふうにあきらめていませんか?
矯正には高い費用がかかると思われがちですが、実は最近では費用を抑えて始められる方法も増えています。
月々の支払いで無理なく進められたり、治療内容によっては想像よりずっと安くできるケースも。
この記事では、「費用がネックで一歩踏み出せない…」という方に向けて、現実的な4つの方法をわかりやすく紹介します。
なぜ『矯正は高い』と思われているのか?本当のところを整理しよう

「歯科矯正って高いんでしょ。」
このように思って、矯正に踏み切れずにいる人は少なくありません。たしかに、歯並び全体を整える全体矯正だと、70万〜120万円ほどかかるケースもあります。
さらに自由診療のため、保険がきかない分、どうしても負担が大きくなりがちです。また、「治療期間が長い」「追加費用がかかるかもしれない」など、
実際にかかる時間やお金がはっきり見えないことも、矯正をためらう理由のひとつかもしれません。ですが、最近は少しずつ状況が変わってきています。
治療法の選択肢が増えたことで、矯正にかかる費用にも幅が出てきたのです。
たとえば、
- 気になる前歯だけを整える「部分矯正」
- 動かす範囲を絞った「マウスピース矯正」
- 月々の負担を抑えられる「分割払いやデンタルローン」
など、自分に合った無理のない方法を選べるようになってきました。
「矯正は高いから無理」そう思い込んでいた人が、実際には月々数千円から治療を始めているケースも増えています。
次の章からは「お金に不安があっても、あきらめずに矯正を始められる4つの方法」を詳しくご紹介。「もしかして自分にもできるかも」と思えるヒントを、ぜひ見つけてみてください。
お金がなくても歯科矯正を始められる4つの方法

「矯正したい。でもお金がない」そんな思いを抱えている人でも、ムリなく始められる方法があるんです。
ここからは、負担をおさえて矯正をスタートするための4つの選択肢を紹介していきます。
① 月々の支払いでムリなく進める(分割払い・デンタルローン)
「矯正治療は、まとまったお金を一括で払わないと始められない」そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。
でも実際には、分割払いやデンタルローンを利用して、月々少しずつ支払いながら矯正を始める方法も広がっています。
たとえばデンタルローンを使えば、月々3,000円〜10,000円程度で矯正を始めることが可能。
Oh my teethでは、Basicプラン(33万円)を120回払いで月々約3,500円からスタートできるプランが用意されています※。
また、一部の歯科医院では、独自に分割払いを受け付けているところも。
この場合、クリニックによっては金利手数料がかからないこともあり、より気軽に支払いを続けられる点がメリットです。
どちらの場合も、月々の負担をぐっと抑えながら矯正治療を進められるので、「今は大きなお金が用意できない」という人でも、ムリなくスタートできる可能性が広がっています。
※ Basicプランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額。総額420,019円(税込)。
② 費用を抑えられる治療法を選ぶ(部分矯正・マウスピース矯正)
「矯正は高い」というイメージを持たれやすいのは、すべての歯を動かす全体矯正が基準になっているからかもしれません。
でも、もし気になるのが前歯だけだったり、軽い歯並びの乱れであれば、部分矯正やマウスピース矯正という選択肢もあります。
たとえば部分矯正なら、10万〜30万円台で治療を受けられるケースもあり、全体矯正に比べて期間も短く、費用をぐっと抑えることが可能です。
また、マウスピース矯正なら、透明な装置を使って目立たずに治療を進められる上、症例によっては比較的低価格で対応できる場合もあります。
ただし、治療できる範囲や効果には限りがあるため、「費用だけ」で選ばず、しっかりと相談したうえで自分に合った方法を選ぶことが大切です。

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③ モニター制度を利用して矯正を始める
「矯正したい気持ちはあっても、どうしても費用のハードルが高い」
そんなときに検討したいのが、矯正モニター制度の利用です。
モニターとは、治療前後の写真提供や、体験談への協力を条件に、通常よりも安い費用で矯正治療が受けられる仕組みのこと。
たとえば、通常より数万〜十数万円安くなったり、分割払いと組み合わせることで、さらに月々の負担を抑えられるケースもあります。
もちろん、モニターには「写真撮影への協力」「口コミのSNS投稿」など、一定の条件があるため、内容をしっかり確認することが大切です。
引用:矯正モニターって実際どう?費用・注意点・トラブル対策までまとめて解説
「普通に申し込むのは難しいけど、モニターなら始められそう」
そんなふうに思えたら、ぜひ一度モニター募集を行っているクリニックを探してみましょう。
④ 医療費控除で負担を軽減できる場合もある
矯正治療の費用は、決して安い買い物ではありません。でも、医療費控除を活用すれば、後から一部が戻ってくる可能性もあります。
医療費控除とは、1年間にかかった医療費が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで所得税の一部が還付される制度のこと。
矯正治療も、「噛み合わせを改善する目的」「発音や咀嚼機能に支障がある場合」など、審美目的ではないと判断されれば対象になるケースが多いです。
たとえば、1年で支払った矯正費用が30万円だった場合、控除によって数万円単位で税金が戻ってくることもあります。
「少しでも負担を減らしたい」と思っているなら、この制度をうまく活用するのもひとつの方法です。
費用だけじゃない!歯科矯正のクリニック選びで気をつけたい3つのポイント

「なるべく安く済ませたい」という気持ちは、矯正を考える多くの人が抱える本音だと思います。しかし、費用だけを基準にクリニックを選んでしまうと、思わぬトラブルに繋がるリスクも。
安心して治療を進めるためにも、クリニック選びでは次のポイントを意識しておきましょう。
① 追加費用が発生するケースを事前に確認する
最初に提示された金額が安く見えても、治療が進むうちに追加費用がかかることもあります。
たとえば、
- マウスピースの再作製費用
- 定期調整料
- 保定装置(リテーナー)の費用
- 通院ごとの再診料
- 追加アタッチメント(マウスピース固定用パーツ)装着費
などが別途必要になるケースも珍しくありません。こうした費用が積み重なると、結果的に当初の想定よりも大きな出費になってしまうことも。
なお、株式会社Oh my teethが行ったマウスピース矯正経験者のアンケート調査では、「トータルフィー(治療前に総額提示を受け一括払いする支払い方式)の満足度が最も高い」ということがわかっています。
引用:マウスピース矯正費用のアンケート|株式会社Oh my teeth
カウンセリングの際には、「この料金に何が含まれているか」「追加でかかる可能性のある費用はあるか」といった点をしっかり確認しておくと安心です。
料金だけで飛びつかず、トータルでかかる費用感をイメージしておきましょう。
② 担当医の実績や症例数をチェックする
矯正治療は、器具やプランだけで決まるものではありません。担当する医師の経験や技術力によって、治療結果が大きく左右されることもあります。
特に注意したいのが、
- 担当医の矯正経験が少ない
- 症例数が明確に公開されていない
- 矯正専門医ではない場合に全体管理が甘くなる
といったケースです。
「費用が安いから」と選んだクリニックでも、担当医の経験が浅いと、仕上がりに満足できないリスクもゼロではありません。
最近では、クリニックのホームページに担当医の経歴や症例写真を掲載しているところも増えています。事前に情報をチェックしておくだけでも安心です。
もし不安があれば、カウンセリングのときに「これまでどんな治療を担当されてきましたか?」と軽く聞いてみるだけでもOK。
安心して任せられそうか、自分の感覚も大切にしながら選びましょう。
③ サポート体制や通いやすさも大事な判断基準
矯正治療は、スタートしてからゴールまで数ヶ月〜数年かかる長いプロジェクトです。
だからこそ、サポート体制の充実度や通いやすさも、クリニック選びで大切なポイントになります。
たとえば、
- 相談したいときにすぐ連絡が取れるか
- LINEなどで気軽にサポートを受けられるか
- 通院頻度が無理なく続けられるペースか
こうしたサポートがしっかりしていると、治療中の不安や負担をぐっと減らすことができます。
「費用」や「治療法」だけでなく、サポート体制も含めて、自分が安心して続けられそうなクリニックを選ぶことが大切です。
まとめ|「矯正したいけどお金がない」そんな人こそ今できる一歩を
矯正治療は、高い費用がかかるイメージが強いかもしれません。でも実は、お金がなくてもムリなく始められる方法はたくさんあります。
月々の支払いで少しずつ進めたり、部分矯正やモニター制度を利用して、負担を抑えることもできます。医療費控除をうまく活用すれば、あとから一部が戻ってくる場合も。
「お金がない」と思っていてもあきらめる必要はありません。できるところから、自分に合った方法を探していきましょう。