MENU

歯科矯正モニターとは?費用・条件・リスクなどをわかりやすく解説

矯正モニターに興味があるものの、「本当に無料なの?」「顔出しは絶対必要なの?」といった疑問や不安から、なかなか応募できずに悩んでいませんか。

矯正モニターはSNSや美容情報サイトでよく目にする“お得に矯正できる制度”ですが、内容を正しく理解していないと後悔してしまうこともあります。

本記事では、矯正モニター制度の仕組みや費用相場、応募条件・方法などをわかりやすく解説します。

「お金をかけずにキレイな歯並びを手に入れたい」「モニター矯正で後悔しないか事前に把握しておきたい」という方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること(目次)

矯正モニターとは何?

矯正モニターとは、歯列矯正治療を受ける際、治療の過程や結果をクリニックの広告・SNS・症例紹介などに活用する代わりに、費用の割引を受けられる制度のことです。

美容医療などでも広く知られるモニター制度と同様に、歯科矯正においても近年導入する医院が増えています。

この制度の目的は、実際の症例を公開することで、これから治療を検討している人にとって信頼性の高い情報を提供することです。

写真や動画といった実例は、広告や公式サイトだけでは伝わらない「リアルな矯正経過」として活用されるため、モニターに協力することで、医院側と患者の双方にメリットが生まれます。

また、モニター制度は単に「宣伝目的」だけでなく、クリニック側が新しい装置・治療法の実績を積むことを目的に募集することもあります。そのため、一般の患者と同じ治療内容・品質でありながら、費用面で優遇を受けられることが多いのが特徴です。

ただし、顔出しやSNS投稿、定期的な写真撮影への協力などが条件に含まれる場合があるため、制度内容は必ず事前に確認が必要です。

モニターの対象となる主な矯正治療の種類

矯正モニターの対象となる主な矯正方法には、以下のような治療法があります。

  • 表側矯正(ワイヤー矯正)
  • 裏側矯正(リンガル矯正)
  • マウスピース矯正
  • セラミック矯正

それぞれの特徴やモニター制度との関係を詳しく解説します。

表側矯正

表側矯正は、歯の表側にワイヤーとブラケットを装着するもっとも一般的な矯正方法です。

幅広い症例に対応でき、歯をしっかりと動かせるため、多くのクリニックでモニター対象になっています

金属製の装置が目立つため、見た目を気にする人には不向きかもしれませんが、その分モニターとしての募集数も比較的多く、割引率が高いことがあります。

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着する目立ちにくい矯正方法です。

見た目に配慮したい人に選ばれやすい一方で、治療費が高めのためモニター募集の条件がやや厳しめになる傾向があります

症例写真の提供や複数回の通院が必要になるケースもあるため、条件の確認が重要です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って目立たずに矯正できる方法です。

取り外しが可能で衛生的、痛みが少ないといった利点があり、近年特に人気が高まっています。

「インビザライン」や「Oh my teeth」などの主要ブランドでもモニター募集を行っています。SNSでの紹介や写真提供を条件とするケースが多いです。

セラミック矯正

セラミック矯正は、歯を削ってセラミックの被せ物を装着することで見た目を整える方法です。

短期間で歯並びや歯の色を整えたい人に向いていますが、歯列矯正というよりは審美治療の一種であり、歯の健康状態に影響する場合があります。

治療費が高額になるためモニター制度が用意されていることも多いですが、医療的な矯正とは異なる点に注意が必要です。

 【矯正方法別】矯正モニターの費用相場

矯正モニター制度を利用することで、通常の矯正治療よりも費用を大幅に抑えることが可能です。
以下は、成人向けの全体矯正を行う場合における、各矯正方法の一般的な価格帯です。

矯正方法通常価格の目安
表側矯正約60〜130万円
裏側矯正約100〜170万円
マウスピース矯正約60〜100万円
セラミック矯正約60〜120万円
※各価格は全体矯正(成人・標準的な症例)を想定したものです。
※症例の難易度、クリニックの方針、地域差などによって変動します。

たとえば、100万円のワイヤー矯正でモニター価格が20%割引の場合、モニター制度を利用することで80万円で矯正治療を受けられます。

もちろん、モニター価格はクリニックが指定する協力条件(例:写真提供、通院回数)や症例の内容によって異なります。応募前に費用の内訳をしっかり確認することが重要です

歯科矯正のモニターになるにはどうすればいい?

矯正モニターになるには、応募条件を満たし、クリニックの審査を通過する必要があります

ここでは、応募の前に確認しておきたい条件や、応募方法、よくある落選理由まで詳しく解説します。

応募条件をチェックする

矯正モニターには、年齢や性別、通院可能エリアなどの応募条件があります。一般的な応募条件の例は以下の通りです。

一般的な応募条件(例)
  • 年齢制限(20歳以上)
  • 性別条件あり(女性限定など)
  • 通院エリアの指定(東京・大阪など)

たとえば、マウスピース矯正のOh my teethでは以下のような条件でモニター募集を行っています。

Oh my teethのモニター募集
  • 顔出し不要
  • 性別不問
  • 通院は精密検査時の1回のみでOK
  • 年齢制限あり(未成年不可)

特に「顔出し不要」「通院1回のみ」といった条件は、忙しい社会人や学生にとって大きなメリットです。通常のモニター制度と比較して応募しやすいため、矯正を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

→Oh my teethのモニター募集に応募する

矯正モニターの応募方法

矯正モニターの応募は、多くの場合クリニックの公式サイトにあるWebフォームから行います。応募から治療開始までの流れは次のとおりです。

  1. クリニックのモニターページにアクセス
  2. 応募フォームで基本情報や希望理由などを入力
  3. 担当者から診断やカウンセリングの案内(オンラインまたは来院)
  4. 審査通過後に正式契約し、治療スタート

なお、矯正モニターは誰しもが受けられるわけではありません。以下のようなケースでは落選することもあります。

  • 通院エリアが対象外だった
  • 応募フォームに記入した内容が不明瞭だった
  • 顔出し不可が条件に合わなかった(一般的なモニター制度の場合)

しっかりと応募内容を練り、自分の状況に合ったクリニックを選ぶことが、モニター審査に通過するコツです。「顔出し不要・通院1回でOK」といった条件の緩いモニター制度を活用することも、成功への近道です。

矯正モニターの注意点は?よくあるトラブル事例と対策

矯正モニター制度はお得に治療を受けられる反面、条件や契約内容によってはトラブルになることもあります。

ここでは実際によくあるトラブルの例と対策を紹介します。

写真使用に関するトラブル

掲載される写真の範囲や使用先が、事前の説明と異なるケースがあります。

たとえば「口元だけ」と説明されていたのに、顔全体の写真がSNSに投稿されたというトラブルが実際に報告されています。

本人に無断で使われた場合、プライバシーの侵害につながる恐れもあります。応募時には写真の使用範囲・掲載媒体・匿名性の有無を事前に確認し、書面での同意を取ることが大切です。

「無料」や「大幅割引」による誤解

「無料」と表示されていても、実際には追加費用がかかるケースがあります。

例として、モニターは無料と案内されていたものの、精密検査費やリテーナー代が別途発生し、結果的に数万円の請求を受けたという事例があります。

誇張された表現や小さな注釈に見落としがあると、思わぬ出費につながります。金額の内訳を細かく確認し、「何が無料で」「何に費用がかかるのか」を事前に明確にすることが必要です。不明点がある場合は、納得するまで説明を求めましょう。

通院回数や協力義務に関するギャップ

モニター条件として課される通院や協力内容が、思っていた以上に多くなる場合があります。

例えば「通院は月1回程度」と聞いていたのに、実際は週1回の来院+複数回の写真提出やアンケート回答が必要だった、というケースもあります。また、治療だけでなく広報への協力も求められ、予想外の負担が増えたという事例も。

このようなトラブルを避けるには、あらかじめスケジュールや協力内容を確認し、無理のない範囲で協力できるかを見極めることが大切です。クリニックごとの条件を比較し、自分のライフスタイルに合う制度を選びましょう。

矯正モニターを募集している歯科クリニックの探し方

矯正モニターを実施しているクリニックは全国に複数ありますが、地域や条件によってその内容はさまざまです。

効率よく自分に合ったモニター制度を見つけるには、ポイントを押さえて探すことが大切です。

まずは「地域名+矯正モニター」で検索する

東京・大阪・名古屋・福岡などの都市部では、モニター募集を行っている歯科クリニックが多く、選択肢も豊富です。

「矯正モニター 東京」や「歯科矯正 モニター募集 大阪」など、地域名を入れて検索することで、自宅から通いやすい医院が見つかりやすくなります。

公式サイトの情報をよく確認する

クリニックの公式サイトには、モニターの募集要項・応募方法・割引額・顔出しの有無など詳細が記載されています

内容に不明点がある場合は、直接問い合わせて確認することも可能です。SNS投稿の有無や費用の内訳、通院頻度など、納得できるまで調べましょう。

モニター矯正に関するよくある質問(FAQ)

矯正モニターに関心がある人からよく寄せられる疑問に、Q&A形式でわかりやすくお答えします。

Q. モニター矯正は本当に安全ですか?

A. 一般の矯正治療と同じ内容を受けられるため、安全性に大きな違いはありません

モニターだからといって治療内容が簡略化されたり、未認可の装置が使われることはありません。

ただし、顔写真の使用や通院回数などが契約で定められているため、条件にはしっかり目を通すことが大切です。

Q. モニター矯正は学生でも応募できますか?

A. 学生でも応募可能かどうかは歯科クリニックによって異なります

大学生や専門学生など20歳以上であれば、自己判断で応募できるモニター制度も複数あります。ただし、治療スケジュールと学業の両立が難しいと判断された場合は審査で不利になりやすいです。

Q. 未成年のモニター矯正は親の同意が必要ですか?

A. 18歳未満の未成年者は、必ず保護者の同意書が必要になります

歯科クリニックによっては、20歳未満を応募対象外としている場合もあるため、事前に応募条件を確認しておくことが重要です。

また、保護者の同意がある場合でも、通院の付き添いが必要になることがあります。

Q.モニター矯正には「無料」のものもありますか?

A.完全無料で矯正が受けられるモニター制度もありますが、基本的には稀です。

無料とされるケースでも「検査費用のみ無料」や「一定条件付きで無料」という形が多く、SNSでの顔出し必須、来院回数の指定、使用前後の詳細な撮影協力など、相応の条件が課されます。

広告表現の中で「無料」という言葉だけに飛びつかず、具体的な条件をよく確認することが大切です。

Q. モニター矯正でブサイクになるって本当ですか?

A. 適切な治療計画のもとで矯正すれば、顔立ちが不自然になることはほとんどありません

「矯正で顔が伸びる」「口元が出るようになる」といった声がありますが、それは適切な診断や治療計画がなされていない場合のリスクです。

信頼できる矯正専門医の診断を受けることで、そのような不安は回避できます。

Q. 顔出し不要・SNS不要のモニターは存在する?

A. 顔出しやSNS投稿が不要なモニター制度も存在します

写真提供が必要な場合でも、「匿名モニター」や「院内資料用限定」であれば、顔が映らないケースも多くあります。

マウスピース矯正 Oh my teethのモニター制度も顔出し不要・SNS協力なしで応募が可能です。

Oh my teethは日本矯正歯科学会認定医が在籍し、スマホで完結する手軽さと安全性が魅力です。費用を抑えながら、信頼できる矯正治療を受けたい方は、ぜひ公式サイトでモニター情報をチェックしてみてください。

→Oh my teethのモニター募集に応募する

Q. 矯正モニターは医療費控除の対象になる?

A. 医師による治療目的の矯正であれば、モニターであっても医療費控除の対象になりえます

医療費控除は、「治療のための支出」であることが条件です。見た目の改善を目的とした審美矯正(セラミック矯正など)は対象外となることがありますが、咬合改善や機能回復が目的であれば、割引やモニター制度を利用していても控除を受けられます。

控除を受けるには、支払い証明(領収書)や治療内容のわかる書類の保管が必要です。心配な方は、あらかじめ医療機関で「医療費控除対象かどうか」を確認しておくと安心です。

歯科矯正モニターを上手に使って賢くキレイな歯並びを目指そう

矯正モニター制度は、通常よりも安く治療を受けられる魅力的な選択肢です。 費用面で矯正をためらっていた方にとって、前向きに治療を始めるきっかけにもなります。

一方で、顔出しや通院条件、費用の内訳など、応募前に確認すべきポイントも少なくありません。 制度のメリットと注意点をしっかり理解し、自分に合ったモニター制度を選ぶことが大切です。

また、費用だけでなく、安心して任せられる歯科クリニックかどうかも大きな判断材料になります。マウスピース矯正Oh my teethでは、顔出し不要・通院1回のみで応募できるモニターを募集中です。

「通常よりもお得に矯正がしたい」という方はぜひチェックしてみてください。

→Oh my teethのモニター募集に応募する

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「有楽町 歯科治療ナビ」は、有楽町や銀座、日比谷などに関する歯科医院の情報を届けるサイトです。

マウスピース矯正や歯列矯正、インプラント、ホワイトニングなど、様々な歯科治療について、わかりやすく正しい情報をお伝えできるよう心がけています。

編集部には歯科医師や歯科衛生士の資格を持つメンバーが在籍しており、医療の専門知識を活かした記事制作や監修を行っています。

この記事でわかること(目次)